児嶋屋台は、的形町の岸本建築と共に施工しました。平成24年に湊神社が輪番を迎える国恩祭に合わせて新調することになり、新調屋台の引き取りと入魂式は3月20日に行われました。当社木場作業場には、早朝から児嶋の氏子たちが集まり、屋台引き取りの安全祈願祭が行われると、新調屋台の練り出しが始まり、当社前で初練りを披露した屋台は、的形に向けて出発しました。途中、福泊の子供屋台が、児嶋屋台の引き取り道中を出迎え、歓迎を受けた児嶋屋台は、福泊神社前で屋台練りを披露。その後、岸本建築まで一気に練り進んで行きました。岸本建築では、新調屋台の衣装付けが行われ、再び練り出した屋台は、湊神社に向かって出発しました。小島公民館前で旧屋台と合流すると、2台並んで湊神社に宮入り。境内では旧屋台の除魂式、新調屋台の入魂式、続いて鏡割り、餅まきの式典が行われ、氏子たちは盛大に記念行事を祝いました。播州でも珍しい新旧2台の屋台が練り出す式典とあって、境内には多数の観衆が詰め掛け、式典の後は、この日しか見られない新旧屋台の2台練りが盛大に行われました。
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